日曜日。
上林林歯科医院で仕事を終えると、慌てて診療所を飛び出しました。
最近の寝不足と疲労と空腹で、ふらふらな私。あまり無理のきかない年齢になりました。ですが、そんなことどうでもいいのです。だって、私のサプリメント、可愛い姪に会えるのが、もう待ちきれないほど嬉しいのですから。
生まれた時からずーっと彼女にメロメロの叔母は、かなり面倒な存在だと思います。
申し訳ない!
2人で色々な国を旅しました。
世界には色々な人がいるよって、見せてあげたかったから。
まだ小学生だった頃は、沖縄にひとりで来てくれていました。
親である妹はハラハラだったでしょうに、いつも私に託してくれたこと、感謝で一杯です。
私にとっては、宝物のような思い出ばかりです。
毎年、生まれてきてくれてありがとう、と感謝しながらお誕生日を祝います。
思いきり2人おしゃれして、お食事に行くことにしています。
そんな姪もすっかり大人の女性になり、就職してからは、私の誕生日に、お食事に連れて行ってくれるようになりました。 去年からは、彼女の母親である私の妹も一緒に。
姪の年頃には、私の母は、長年の癌治療から解放され亡くなっていましたから、親孝行できませんでした。
生きていたとしても、連れて行ってあげたかどうか。
なのに、こんな私が孝行されていいんでしょうか?
自分勝手な生き方しかしていないのにね。
昨日は、久しぶりによく晴れて、夏のような日差しでした。
レストランのある二子玉川は、子供連れのご家族で賑わっていました。
私の腕の中で、フットボールみたいなちっちゃな体をねじって暴れて泣いてたあの赤ちゃん。
もう、こっそり柔らかいほっぺに頬づりすることもないのですね・・・
大人になった姪の頼もしい姿を見て、少しだけ淋しく感じるのでした。